○ ヤクルト　8 － 5　中日 ●
＜8回戦・神宮＞

　中日は敵地で2連敗を喫し、2カード連続の負け越し。先発登板した髙橋宏斗が5回2失点で自身4連敗（1勝4敗）となった。

　髙橋宏は雨中のマウンドで4回まで無失点投球を見せていたものの、連打を浴びてピンチを招いた5回に連続死四球で押し出しなど2失点。さらに田島慎二、谷元圭介といったリリーフ陣も失点を重ねた。

　反撃したい打線は相手先発・小川泰弘を打ちあぐんでいた中、6点ビハインドの8回に無死満塁のチャンスを迎え、ドラフト2位ルーキーの8番・村松開人がプロ初本塁打となるグランドスラムを放ったが、試合中盤の失点が重くのしかかり、及ばなかった。

　野手陣は7回まで2安打に終わった貧打に加え、雨の影響もあったのか今季最多のチーム合計4失策の守乱。7回は左翼・アルモンテの落球に続き、一塁・細川成也も後逸する連続エラー後に一発を食らい、拙守で投手陣の足を引っ張った。