【東京六大学野球・春季リーグ戦】
○ 明大 6 - 3 早大 ●
(14日・神宮)
明大が早大に連勝して勝ち点を4に伸ばし、3シーズン連続となる43度目のリーグ優勝を決めた。「5番・一塁」で今季初スタメン出場を果たした杉崎成内野手(3年・東海大菅生)は3安打3打点の活躍で、リーグVに大きく貢献した。
チャンスをしっかりとモノにした。初回、4番・上田希由翔内野手(4年・愛産大三河)の適時二塁打で先制に成功すると、なおも一死二・三塁の好機で今季初スタメンの杉崎に出番が回ってきた。「上田さんのタイムリーの後だったので、自分も繋ごうという気持ちで打席に入りました」。カウント1−2からの4球目、104キロのカーブを引っ張って左翼へ2点タイムリー。今季初めて「H」ランプをともし、貴重な追加点をもたらした。
第2、4打席でも左前安打を放つなど、3安打3打点で全4打席出塁し、「久しぶりのスタメンで、こういう結果が残せて嬉しい」と白い歯を見せた。しかし3本いずれも単打で長打はなく「自分の持ち味は長打力。欲を言えば長打が1本欲しかった」と課題を口にした。
リーグ3連覇を達成した今季も残るは立大とのカードのみ。シーズン終了後は日本一をかけて全日本大学選手権(6月5~11日)へ出場することが決まった。「まだまだ試合が続くので、チームに貢献できるようなバッティングをしていきたい」と背番号13。さらなる進化を求め、完全優勝、そして悲願の日本一へと繋げていく。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 明大 6 - 3 早大 ●
(14日・神宮)
明大が早大に連勝して勝ち点を4に伸ばし、3シーズン連続となる43度目のリーグ優勝を決めた。「5番・一塁」で今季初スタメン出場を果たした杉崎成内野手(3年・東海大菅生)は3安打3打点の活躍で、リーグVに大きく貢献した。
チャンスをしっかりとモノにした。初回、4番・上田希由翔内野手(4年・愛産大三河)の適時二塁打で先制に成功すると、なおも一死二・三塁の好機で今季初スタメンの杉崎に出番が回ってきた。「上田さんのタイムリーの後だったので、自分も繋ごうという気持ちで打席に入りました」。カウント1−2からの4球目、104キロのカーブを引っ張って左翼へ2点タイムリー。今季初めて「H」ランプをともし、貴重な追加点をもたらした。
第2、4打席でも左前安打を放つなど、3安打3打点で全4打席出塁し、「久しぶりのスタメンで、こういう結果が残せて嬉しい」と白い歯を見せた。しかし3本いずれも単打で長打はなく「自分の持ち味は長打力。欲を言えば長打が1本欲しかった」と課題を口にした。
リーグ3連覇を達成した今季も残るは立大とのカードのみ。シーズン終了後は日本一をかけて全日本大学選手権(6月5~11日)へ出場することが決まった。「まだまだ試合が続くので、チームに貢献できるようなバッティングをしていきたい」と背番号13。さらなる進化を求め、完全優勝、そして悲願の日本一へと繋げていく。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)