2023.05.14 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 8 | 終了 | 5 | 中日ドラゴンズ |
神宮 |
「長岡にとっては大きな3本になった」
ヤクルトが通算5戦5敗と大の苦手としていた中日のホープ・髙橋宏斗に初めて土をつけることに成功。立役者となったのは長岡秀樹のバットだった。
5回無死一塁で打席に立った長岡は、追い込まれながら内角のストレートを右前に運びチャンスを拡大し、その後の連続四死球と犠飛による先制の2得点を呼び込んだ。さらに1点リードに変わった6回には、前進守備の間を抜く中前2点適時打を放つなど、4打数3安打2打点と大活躍。チームを連勝に導き、カード勝ち越しも決めるキーマンとなった。
14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の真中満氏は、長岡の打撃について「開幕当初は引っ張りに行く傾向が見られたけど、センター方向を意識してうまく弾き返している。こういう事ができるようになるとアベレージも上がっていくと思います。長岡にとっては大きな3本になったと思いますね」と笑顔。
同じく解説の五十嵐亮太氏は「ここまで調子が悪い中でも、チームとしては長岡を自由に打たせていたので、そういった監督の想いがようやく結果として結びついて来るような気がします」と、ヤクルトの両OBも復調に期待を寄せていた。
3年目の昨シーズンはゴールデングラブ賞を受賞するなど大きく飛躍。しかし今季はこの試合前まで打率.187と低迷していただけに、これを機に上昇気流に乗っていきたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』