「WBC対決」と「二つ名対決」
DeNAは16日、『交流戦SERIES 2023』として開催される6月16日(金)〜18日(日)のロッテ3連戦で、両球団のレジェンドOBたちによる一打席対決を実施すると発表した。
カード初戦の16日は、09年WBC日本代表の内川聖一氏と、06年WBC日本代表の清水直行氏によるWBC世界一対決。
2戦目の17日は、06年から3年連続20本塁打を放った「ハマのヘラクレス」「ハマのモンチッチ」こと吉村裕基氏と、01年から07年まで7年連続20セーブを達成した「幕張の防波堤」こと小林雅英氏による二つ名対決が実現。
最終戦の18日は、06年WBC日本代表の相川亮二チーフ作戦兼バッテリーコーチと、世界一低いアンダースロー投手として二度のWBC優勝に貢献した「ミスターサブマリン」こと渡辺俊介氏による、WBCチームメイト対決が行われる。
試合入場券などの詳細については、球団公式ホームページまで。登場するOBのコメント一覧は以下の通り。
コメント
▼ 内川聖一氏
今では当たり前になったセパ交流戦も、2005 年に始まった頃はレギュラーシーズンとは違う相手や違う雰囲気にワクワクしたのを思い出します。相手の清水選手は、ロッテ時代はエースとしてベイスターズ時代はチームの先輩として大変お世話になりましたので今回の対戦が凄く楽しみです。
▼ 清水直行氏
内川選手はベイスターズ時代にチームメイトとしてプレーしましたが、バットコントロールに優れ、勝負強さも光る、名実ともに日本一のヒットメーカーだと思います。今回は対戦ということで、ファンの皆さんに楽しんでいただけるよう、全ての力を出し切って抑えたいと思います!応援よろしくお願いします!
▼ 吉村裕基氏
交流戦は、全打順本塁打達成や、全チームへの本塁打を達成したこともあり、思い出深い試合が多いです。相手の小林雅英選手はマリーンズの歴史に残る名クローザーなので、対戦できることがとても光栄です。得意のシュートボールに詰まらされないように気をつけ、ホームランを狙います!ベイスターズが勢いづくよう、豪快な歌舞伎投げも披露したいです!
▼ 小林雅英氏
交流戦の思い出は、やはり2006年に2年連続で交流戦優勝を成し遂げ、個人としてもMVPを受賞させていただいたことです。対戦する機会の少ないセ・リーグの選手を相手に活躍できたことはとても自信になりました。幕張だけではなく、横浜でも防波堤を築き上げたいと思います!
▼ 相川亮二コーチ
相手の渡辺俊介選手は、交流戦で対戦した際、横浜スタジアムで完封負けを喫した苦い思い出があります。類を見ないほどの低さから放たれる渡辺選手のボールはまさに魔球でした。一打席対決ではファンの皆さんの期待に応えられるよう、配球を読みながら球種を絞ってホームランを狙いたいと思います!
▼ 渡辺俊介氏
横浜スタジアムの交流戦では、完封勝利を挙げることができてとても嬉しかったです。しかし、その試合では打者として5三振してしまい、良くも悪くも記憶に強く残っています。相川選手はWBCでともに世界を相手に戦ったチームメイトですが、相性の良いこの球場で風も味方につけて全力で抑えたいと思います!