【東京六大学野球・春季リーグ戦】
◯ 慶大 7 - 2 立大 ●
(16日・神宮)
慶大は立大に連勝し、4つの引き分けを挟んで立大戦17連勝を飾った。エース・外丸東眞投手(2年・前橋育英)が8回2失点(自責1)の好投で今季2勝目をマークし、2カード連続で勝ち点を挙げた。
エースが躍動した。初回はわずか8球で3者凡退の好スタート。以後も持ち前の打たせて取る投球で、6回一死まで1人の走者も許さない完全投球を披露。7回先頭の西川晋に二塁への内野安打を浴び、この日初安打を許したが「そんなにうまくいくものじゃないと思っていた。どこかでひと山越えないといけないと思っていた」。中2日の先発マウンドで8回103球を投じて4安打2失点(自責1)で7つの三振を奪い、立大のエース・池田との投げ合いを制した。
恵みの雨を生かした。立大との3回戦は前日15日に予定されていたが、雨天の為この日に順延。シーズン当初からフル回転を続けているエースは「しっかり動いて汗をかいて、その後はゆっくりして」と22時には就寝。練習後はしっかりと休養し、万全の状態でマウンドに上がった右腕は「低めに1球1球丁寧にということを意識して、実際にできた。昨日雨で流れたので、リフレッシュして今日に臨むことができた」と先発の役割を果たした。
体力面に余裕はあったものの、目標とする完投、完封勝利とはならず。「できれば完投、完封したい部分はあるんですけど、チームの勝利が最優先。今後できるように頑張りたい」と背番号18。さらなる高みを見据えるエースは、勝利のために全力で腕を振る。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
◯ 慶大 7 - 2 立大 ●
(16日・神宮)
慶大は立大に連勝し、4つの引き分けを挟んで立大戦17連勝を飾った。エース・外丸東眞投手(2年・前橋育英)が8回2失点(自責1)の好投で今季2勝目をマークし、2カード連続で勝ち点を挙げた。
エースが躍動した。初回はわずか8球で3者凡退の好スタート。以後も持ち前の打たせて取る投球で、6回一死まで1人の走者も許さない完全投球を披露。7回先頭の西川晋に二塁への内野安打を浴び、この日初安打を許したが「そんなにうまくいくものじゃないと思っていた。どこかでひと山越えないといけないと思っていた」。中2日の先発マウンドで8回103球を投じて4安打2失点(自責1)で7つの三振を奪い、立大のエース・池田との投げ合いを制した。
恵みの雨を生かした。立大との3回戦は前日15日に予定されていたが、雨天の為この日に順延。シーズン当初からフル回転を続けているエースは「しっかり動いて汗をかいて、その後はゆっくりして」と22時には就寝。練習後はしっかりと休養し、万全の状態でマウンドに上がった右腕は「低めに1球1球丁寧にということを意識して、実際にできた。昨日雨で流れたので、リフレッシュして今日に臨むことができた」と先発の役割を果たした。
体力面に余裕はあったものの、目標とする完投、完封勝利とはならず。「できれば完投、完封したい部分はあるんですけど、チームの勝利が最優先。今後できるように頑張りたい」と背番号18。さらなる高みを見据えるエースは、勝利のために全力で腕を振る。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)