【東都大学野球・春季リーグ戦】
○ 青学大　10 － 1　国学院大 ●
（17日・神宮）

　青学大が15安打10得点の猛攻で、国学院大に連勝。勝ち点を4に伸ばし、2006年春以来、33季ぶり13度目のリーグ優勝を果たした。亜大、中大も勝ち点4の可能性を残すが、いずれの場合も勝率で両校を上回るため、亜大との最終カードを残して戦国東都を制した。

　悲願のリーグ優勝に、安藤寧則監督は「学生がマウンドに集まってきて、あの姿を見て、感慨深いものでした。17年ぶりによくこじ開けてくれた」とナインに感謝した。

　この日46歳の誕生日を迎えた指揮官へ、青学ナインはバースデー白星、そしてリーグ優勝のプレゼントを贈った。中島大輔主将（4年・龍谷大平安）は「17日に17年ぶりの優勝という、何か運命的なものがあるのかなと。六大学さんや天気との兼ね合いで日程がバラつく中、今日の日のために動いていたのかなと思うと納得というか、嬉しい気持ちでいっぱいです」と喜びを噛み締めた。

取材・文＝灰原万由（はいばら・まゆ）