阪神・西勇輝 (C) Kyodo News

◆ 「マウンドを踏む位置が独特」

 阪神は17日、敵地での中日戦に3-1で勝利。先発の西勇輝が好投を見せ、2カード連続の勝ち越しを決めた。

 序盤から走者を背負う場面があったものの、要所を締める投球を披露した西勇。7回までソロ本塁打による1失点に抑える好投を見せ、7回を100球、5安打・4奪三振でチームを勝利に導いた。

 試合後のヒーローインタビューでは「相手の先発が涌井投手ということで、僅差のゲームをイメージしていました。初回から点を与えないように、梅野と話し合いながら上手くゲームを作ることができて良かった」と試合を振り返った。

 この試合の西勇の投球について、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の坂口智隆氏は「西は左打者をどう抑えるかがカギになってくる投手。初回に大島(洋平)選手にヒットを打たれた以外、全く相手左打者に仕事をさせなかった」と好投の要因を解説する。

 元同僚でもある西の特徴には「マウンドを踏む位置が独特なので、右打者は角度があるように感じる」というポイントを挙げ、「攻略には左打者がポイントになるが、今日は完璧に抑え込んだ」とコメント。中日の左打者4人に対して12打数1安打と抑え込んだ投球を称賛した。

 また、同じく番組に出演した齊藤明雄氏は、右投手の左打者対策として「アウトコースのシュート系の球を有効に使う」と語り、その結果「インサイドに投げ込むスライダーが、左打者からしたら食い込んでくるように感じる」と解説。この日の西勇はそれができていたことを強調しつつ、「本来のスイングをさせていなかった」とその投球術を高く評価した。

 ベテラン右腕の好投もあり、阪神の貯金は今季最多の「9」まで伸びた。2位のDeNAも勝利したため、ゲーム差は変わらず「2」のままだが、手堅い試合運びで首位の座をがっちりキープとなった。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

矢田悠輔

矢田悠輔 の記事をもっと見る

【PR】阪神タイガースを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

藤川球児新監督の下、V奪還を目指す阪神。才木浩人ら投手陣は充実しているだけに、森下翔太・大山悠輔・佐藤輝明のさらなる進化が覇権奪回のカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

【PR】「DMM×DAZNホーダイ」でプロ野球を観よう!

「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。

単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。

POINT

① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!

② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!

③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!

もっと読む