● 中日 1 － 4 阪神 ○
＜9回戦・バンテリンドーム＞

　首位の阪神は2年ぶりの7連勝。貯金は今季最多を更新する「10」となった。

　阪神打線は初回、中日先発・柳を攻め二死満塁の好機を作ると、6番・ミエセスが三塁線突破の3点適時二塁打を放ち先制。ミエセスは同じく初回に先制適時打を放った16日の同戦（豊橋）に続き、出場2戦連続の打点をマークした。

　2回は1番・近本が右翼線突破の二塁打を放ち4点目。3回以降は立ち直った柳に抑えられたが、好調な打線が不安定だった右腕の立ち上がりをキッチリと捕えた。

　今季4度目の先発となった伊藤将は、6回108球、5安打1失点、3奪三振無四球の好投。2回は二塁・中野、3回は右翼・ミエセスが華麗なダイビングキャッチを披露するなど、バックも堅い守りで左腕を盛り立てた。

　3点リードの9回は岩崎が締め5セーブ目（1勝）。2勝目を挙げた伊藤将は今季初登板を完封勝利で飾った4月27日の巨人戦（甲子園）から4試合連続でクオリティ・スタート（6回以上、自責点3以下）を達成。この日も安定した投球で防御率は1.29となった。