2023.05.18 18:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 13 | 終了 | 3 | 広島東洋カープ |
横浜 |
7者連続三振を奪う力投
DeNAが18日、本拠地・横浜スタジアムでの広島戦に13-3と快勝。17安打13得点と打線が爆発し、4カードぶりのカード勝ち越しを決めた。
大量得点を奪ったDeNAの打線が目立った試合だったが、攻撃陣にリズムを生み出したのは、先発した東克樹。多彩な変化球を低めに集め、2回からは7者連続で三振を奪うなど広島打線に的を絞らせなかった。東は8回まで投げ、121球、9安打、3失点と好投。
試合後のヒーローインタビューでは「三振を取るピッチャーではないのですが、たくさん三振を奪えて良かった。しっかりと自分の持ち味を発揮して投げることができました」と嬉し気に振り返った。
東の投球について、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「初回のピンチをしっかり切り抜け、6回も前のイニングに点を奪われた事を引きずることなく投球できたのが良かった。チェンジアップを相手打者の膝より低く投げ、タイミングを上手く外していたのが好投に繋がったと思う」と安定感があった投球を好評価。
また、同番組に出演した解説者の笘篠賢治氏は「今のカープの打線は怖さがあるなかで、勇気を持って、積極的にストライク勝負をしているように感じた。自分のボールでしっかりと打者と勝負をしていた」と東の度胸ある投球を称賛した。
DeNAの先発投手に10試合勝ちがついていなかった状況で、見事に東は4勝目を手にした。昨夜は逆転、今日は大勝と、泥沼を抜け出した三浦ベイスターズ。首位返り咲きを目指すなかでチーム状態は上向きのようだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』