2023.05.19 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 0 | 終了 | 1 | 北海道日本ハムファイターズ |
京セラD大阪 |
チャンスでの起用に一発回答
日本ハムは19日、敵地でのオリックス戦に1-0で勝利し3連勝を飾った。新外国人のアレン・ハンソンは加入後初安打となる決勝打を放ち、チームを勝利に導いた。
0-0の同点で迎えた8回、一死二・三塁のチャンスを作った所で水野達稀に変わって8日にBCリーグ茨城から加入したばかりのハンソンが打席に送り込まれる。
緊迫した場面だったが、冷静に見極め2ボール0ストライクのカウントを作ると、相手投手が3球目に投じた146キロの速球を力強く振りぬき右前適時打を放つ。加入後初安打は、チームに待望の先制点をもたらした。
同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演の井端弘和氏は、ハンソンについて「初球のフォークボールを見極めたのが決勝タイムリーに繋がった」とコメント。加入間もない時期に、大チャンスの場面で迎えた打席での“冷静さ”が決勝打をもたらしたと分析した。
番組MCの高木豊氏も「気負って初球から何でも(振りに)行く外国人が多いですけど、よく見極めました」とハンソンを称賛すると、井端氏も「そこである程度自分のペースに持ってこれた」と重ねて評価した。
チームはこれで3連勝を飾った他、新庄政権初の単独4位に浮上するなど好調を維持している。清宮幸太郎や加藤豪将などが負傷離脱の中で同じ内野手登録のハンソンにかかる期待は決して少なくないものがあるが、井端氏は「一振りで仕留めたというところでは、今後も期待できると思います」と語った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』