【東京六大学野球・春季リーグ戦】
○ 法大 11 - 0 東大 ●
(20日・神宮)
法大は18安打11得点の猛攻で、東大に先勝。先発した篠木健太郎投手(3年・木更津総合)は6回無失点の好投で、今季3勝目をマーク。トップだった防御率0.77は0.68となり、最優秀防御率のタイトル獲得に一歩前進した。
付け入る隙のない快投を見せた。初回は安打を許し、得点圏に走者を背負うも無失点スタート。以後は尻上がりに調子を上げて6回を投げて許した安打はわずか2本。6回二死の場面では、3番・大井に対して「最後いい感覚のボールを一つ投げたいなと思って」と、この日最速となる155キロ直球で空振り三振斬り。「0で抑えることだけを考えて投げていた。ストライクゾーンに強いボールを投げて勝負しようと思っていた結果、良かったです」とうなずいた。
4月17日の立大2回戦で2勝目を挙げて以降、好投を続けながらも打線の援護に恵まれず。勝ち星から遠ざかっていたが約1ヶ月ぶりに白星を掴むと、防御率0.68で首位をキープ。2位の明大・村田(防御率0.80)とは0.12の差があり、タイトル獲得に一歩前進も「満足したら終わりだと思うので、もっと上を目指して勝てる投手に。優勝することが一番なので、そこを目指して頑張ります」とチームの勝利を最優先とする考えを強調。今春惜しくも逃した天皇杯奪還へ向けて、決意を新たにした。
文句なしの成績を残しているが、「(今季は)2敗しているので、まだまだ改善すべき点を振り返って、しっかり成長していきたい。秋しっかり勝ち点5取って、優勝へチームを引っ張っていきたい」と背番号18。現状に満足することなく、飽くなき向上心を胸に戦い続ける。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 法大 11 - 0 東大 ●
(20日・神宮)
法大は18安打11得点の猛攻で、東大に先勝。先発した篠木健太郎投手(3年・木更津総合)は6回無失点の好投で、今季3勝目をマーク。トップだった防御率0.77は0.68となり、最優秀防御率のタイトル獲得に一歩前進した。
付け入る隙のない快投を見せた。初回は安打を許し、得点圏に走者を背負うも無失点スタート。以後は尻上がりに調子を上げて6回を投げて許した安打はわずか2本。6回二死の場面では、3番・大井に対して「最後いい感覚のボールを一つ投げたいなと思って」と、この日最速となる155キロ直球で空振り三振斬り。「0で抑えることだけを考えて投げていた。ストライクゾーンに強いボールを投げて勝負しようと思っていた結果、良かったです」とうなずいた。
4月17日の立大2回戦で2勝目を挙げて以降、好投を続けながらも打線の援護に恵まれず。勝ち星から遠ざかっていたが約1ヶ月ぶりに白星を掴むと、防御率0.68で首位をキープ。2位の明大・村田(防御率0.80)とは0.12の差があり、タイトル獲得に一歩前進も「満足したら終わりだと思うので、もっと上を目指して勝てる投手に。優勝することが一番なので、そこを目指して頑張ります」とチームの勝利を最優先とする考えを強調。今春惜しくも逃した天皇杯奪還へ向けて、決意を新たにした。
文句なしの成績を残しているが、「(今季は)2敗しているので、まだまだ改善すべき点を振り返って、しっかり成長していきたい。秋しっかり勝ち点5取って、優勝へチームを引っ張っていきたい」と背番号18。現状に満足することなく、飽くなき向上心を胸に戦い続ける。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)