2023.05.20 14:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 3 | 終了 | 5 | 北海道日本ハムファイターズ |
京セラD大阪 |
投手陣の月間防御率は驚異の「1.68」
日本ハムは20日、敵地でのオリックス戦に5-3で勝利。今季初の4連勝で、5月リーグ最速の10勝に到達した。
この日は2回に1番・野村佑希が右中間突破の2点適時二塁打を放ち先制。前夜の同戦で2三振含む3打数無安打に倒れ、5回裏からベンチに下がっていた22歳が2安打・2打点と奮起した。
さらに5回には万波中正が6号ソロを左翼席へ運ぶと、6回は9番・細川凌平の右越え適時三塁打に加え、中島卓也にも適時打が飛び出して2点を追加。計8安打で効率よく5点を奪い、勝利を収めた。
勢いに乗る日本ハムについて、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷繁元信氏は「先発陣がしっかりと試合を作り、最少失点で進めていけるゲームが5月に入って多くなってきた」と投手陣の頑張りを高評価。
また、解説者の江本孟紀氏も「先発がしっかり投げているので、打撃陣に“打ち勝たなければいけない”というプレッシャーがない。のびのびとバッティングができていますよね」とコメント。
続けて「抑え投手も決まり、勝ち方がキッチリしてきましたね」と調子上向きな現状と、その要因について分析した。
投手陣の月間防御率は1.68と抜群の安定感を誇っており、それが若き野手陣にも相乗効果をもたらしている。
投打ともにかみ合ってきた日本ハムは、最大「9」あった借金も、気が付けば「3」まで返済。就任2年目の新庄政権初の3位浮上も目前まで迫っている。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』