【東京六大学野球・春季リーグ戦】
○ 法大 2 - 0 東大 ●
(21日・神宮)
法大は「6番・右翼」でリーグ戦初出場初スタメン出場を果たした姫木陸斗外野手(3年・日大藤沢)が初安打となる決勝ソロを放ち、鮮烈デビュー。東大に連勝で、8勝4敗2分けの勝ち点4とし、リーグ2位で今春のシーズンを終えた。
念願のリーグ戦デビューに自ら花を添えた。0−0の5回一死、東大の先発・松岡の初球、118キロのカーブをフルスイング。打球は大きな弧を描いて右翼席中段へと飛び込んだ。記念すべきリーグ戦初安打は、勝利を決める劇的アーチ。「打った瞬間、めっちゃ気持ちよかったです」と余韻を味わうようにダイヤモンドを一周すると、ベンチの仲間と喜びを爆発させた。
ケガを乗り越え、ようやく花を咲かせた。1年生の頃は右ハムストリングスの肉離れでリハビリ生活を余儀なくされると、上級生となった今年2月のキャンプ前には右手の有鉤骨を骨折。手術を終えて4月上旬に復帰すると、今春最後の試合でようやくリーグ戦デビューを果たした。先発起用に応える一打に、加藤重雄監督は「怪我が多くて今日の日を迎えるのが遅れたんですけど、本来ですと開幕からスタメンで出られる選手。よく打ってくれました」と高く評価した。
外野の定位置争いは熾烈を極めるが、「秋はもっとピッチャーを楽に勝たせてあげられるように、盛り上げていきたい」と背番号34。秋は天皇杯奪還を目指す法大に、頼もしいピースが加わった。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 法大 2 - 0 東大 ●
(21日・神宮)
法大は「6番・右翼」でリーグ戦初出場初スタメン出場を果たした姫木陸斗外野手(3年・日大藤沢)が初安打となる決勝ソロを放ち、鮮烈デビュー。東大に連勝で、8勝4敗2分けの勝ち点4とし、リーグ2位で今春のシーズンを終えた。
念願のリーグ戦デビューに自ら花を添えた。0−0の5回一死、東大の先発・松岡の初球、118キロのカーブをフルスイング。打球は大きな弧を描いて右翼席中段へと飛び込んだ。記念すべきリーグ戦初安打は、勝利を決める劇的アーチ。「打った瞬間、めっちゃ気持ちよかったです」と余韻を味わうようにダイヤモンドを一周すると、ベンチの仲間と喜びを爆発させた。
ケガを乗り越え、ようやく花を咲かせた。1年生の頃は右ハムストリングスの肉離れでリハビリ生活を余儀なくされると、上級生となった今年2月のキャンプ前には右手の有鉤骨を骨折。手術を終えて4月上旬に復帰すると、今春最後の試合でようやくリーグ戦デビューを果たした。先発起用に応える一打に、加藤重雄監督は「怪我が多くて今日の日を迎えるのが遅れたんですけど、本来ですと開幕からスタメンで出られる選手。よく打ってくれました」と高く評価した。
外野の定位置争いは熾烈を極めるが、「秋はもっとピッチャーを楽に勝たせてあげられるように、盛り上げていきたい」と背番号34。秋は天皇杯奪還を目指す法大に、頼もしいピースが加わった。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)