【東京六大学野球・春季リーグ戦】
○ 法大 2 - 0 東大 ●
(21日・神宮)
法大はエース・尾﨑完太投手(4年・滋賀学園)がリーグ戦初となる2安打完封で今季4勝目を挙げた。東大に連勝し、8勝4敗2分けの勝ち点4とし、リーグ2位で今春のシーズンを終えた。
今季最多となる132球の熱投で、エースがチームを鼓舞した。2点リードの8回。二死三塁のピンチを迎え、この日初めて得点圏に走者を背負ったが、最後は代打・中山に対し、吉安遼哉捕手(3年・大阪桐蔭)が構えた外角高めにズバッと決めた。バットは全く動かず147キロ直球で見逃し三振斬り。自己最多の12三振を奪って初完封を飾った左腕は「ずっとマウンドに上がる度に思っていたことだった。やっとできて良かったです」と声を弾ませた。
明大がリーグ3連覇を決め、6季ぶりVとはならなかったが「秋に向けてやろう」と気持ちを切り替えて先発マウンドに上がった。3回無死二塁で投犠打を成功させた際に足を攣るアクシデントに見舞われたが、大事には至らず。スコアボードに9つの「0」を並べ続け、「自信にもなりますし、もっとできるなと思った部分がこの春分かった。秋までにもっと仕上げていきたい」とラストシーズンを見据えた。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 法大 2 - 0 東大 ●
(21日・神宮)
法大はエース・尾﨑完太投手(4年・滋賀学園)がリーグ戦初となる2安打完封で今季4勝目を挙げた。東大に連勝し、8勝4敗2分けの勝ち点4とし、リーグ2位で今春のシーズンを終えた。
今季最多となる132球の熱投で、エースがチームを鼓舞した。2点リードの8回。二死三塁のピンチを迎え、この日初めて得点圏に走者を背負ったが、最後は代打・中山に対し、吉安遼哉捕手(3年・大阪桐蔭)が構えた外角高めにズバッと決めた。バットは全く動かず147キロ直球で見逃し三振斬り。自己最多の12三振を奪って初完封を飾った左腕は「ずっとマウンドに上がる度に思っていたことだった。やっとできて良かったです」と声を弾ませた。
明大がリーグ3連覇を決め、6季ぶりVとはならなかったが「秋に向けてやろう」と気持ちを切り替えて先発マウンドに上がった。3回無死二塁で投犠打を成功させた際に足を攣るアクシデントに見舞われたが、大事には至らず。スコアボードに9つの「0」を並べ続け、「自信にもなりますし、もっとできるなと思った部分がこの春分かった。秋までにもっと仕上げていきたい」とラストシーズンを見据えた。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)