○ フィリーズ 2 - 1 カブス ●
<現地時間5月21日 シチズンズ・バンク・パーク>
カブスの鈴木誠也選手(28)が21日(日本時間22日)、敵地でのフィリーズ戦に「4番・右翼」で先発出場。自身2試合ぶりの安打をマークし、守備でも好送球で存在感を示したが、チームは一歩及ばず2連敗となった。
第1打席は右腕のタイワン・ウォーカーが投じるバックドアのシンカーに手が出ず見逃し三振に倒れるも、第2打席は同じシンカーが内角高めに入ってきたところをライト前に運んだ。これで自身2試合ぶりの安打となった。
両軍スコアレスで迎えた6回の第3打席は二死一・二塁の好機で回ってきたが、2番手右腕のセランソニー・ドミンゲスの真ん中の145キロのスライダーに空を斬り、空振り三振に倒れた。
その裏、無死二塁の場面で右飛を処理した鈴木は、自慢の強肩で三塁へタッチアップした走者をストライク送球で刺した。これで今季初となる補殺を記録し、守備でも存在感を見せた。
第4打席は2点ビハインドの9回、先頭打者としてフィリーズの守護神、クレイグ・キンブレルとの対戦となったが、全て155キロ越えのストレートで三球三振に打ち取られた。
鈴木は4打数1安打で打率.285に上昇するも、チャンスでの凡退も含め3三振。チームも9回表にソロ本塁打で1点を返すのがやっとだった。