【東都大学野球・春季リーグ戦】
◯ 青学大 9 － 4 亜大 ●
（24日・上尾）

　青学大は亜大に先勝し、勝ち点5の完全優勝に王手をかけた。開幕から4番に座る西川史礁内野手（3年・龍谷大平安）が先制2ランを放つなど、3安打猛打賞の活躍。3打点を稼ぎ、打率4割、3本塁打、10打点でのリーグ3冠に躍り出た。

　初回二死二塁から、今秋ドラフト候補の亜大・草加の初球スライダーを完璧に捉え、左越え2ラン。「初球からストライクゾーンに来た球はフルスイングしようと決めていた。結果ホームランになって良かったです」と声を弾ませた。

　5点リードの7回一死二・三塁では中犠飛を放つなど、3安打3打点の活躍。ここまで全10試合で4番に座り、打率4割、3本塁打、10打点とリーグ三冠王も射程圏内に捉えているが、「チームに貢献するバッティングを常に意識して、打席に立っています。チームの勝利が一番なので、あまりそこは意識していない。」とチームの勝利を最優先とした。