【東都大学野球・春季リーグ戦】
○ 中大 3 - 1 国学院大 ●
(24日・上尾)
中大の今秋ドラフト候補右腕・西舘勇陽投手(4年・花巻東)が先発し、8回1失点の好投で今季初白星をマーク。国学院大に先勝した。
エースの熱投が、チームに勝利を呼び込んだ。初回は2つの三振を奪うなど、3者凡退の好スタート。「こっちが点を取ってくれるまでは0を並べて行こうと思っていた」。5回以降は毎回走者を背負い、3点リードの8回はパスボールで1点を失ったが「先制してくれて余裕を持って投げることができた」と8回1失点で12三振を奪い、相手に付け入る隙を与えなかった。
エースがようやく白星を手にした。昨秋に続き、2季連続で開幕投手を務めるも勝ち星に恵まれず。「第一先発をやっている以上、最初の1戦目で負けてきてチームに対して申し訳ないなと思っていた」。7試合目の登板でようやく初勝利を掴んだ右腕は、「コースに投げ分けることができた点は抑えられた要因。勝つことができたのでホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。
魂のこもった122球に、清水達也監督は「気持ちも入っていましたし、今回は日程のズレとかで調整はすごく難しかったと思う。その中でもしっかり調整してくれて、よく投げてくれた」と右腕の力投を称賛した。リーグ戦も終盤に突入。負けられない戦いが続く中、まずはエースが1部残留へ弾みをつけた。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 中大 3 - 1 国学院大 ●
(24日・上尾)
中大の今秋ドラフト候補右腕・西舘勇陽投手(4年・花巻東)が先発し、8回1失点の好投で今季初白星をマーク。国学院大に先勝した。
エースの熱投が、チームに勝利を呼び込んだ。初回は2つの三振を奪うなど、3者凡退の好スタート。「こっちが点を取ってくれるまでは0を並べて行こうと思っていた」。5回以降は毎回走者を背負い、3点リードの8回はパスボールで1点を失ったが「先制してくれて余裕を持って投げることができた」と8回1失点で12三振を奪い、相手に付け入る隙を与えなかった。
エースがようやく白星を手にした。昨秋に続き、2季連続で開幕投手を務めるも勝ち星に恵まれず。「第一先発をやっている以上、最初の1戦目で負けてきてチームに対して申し訳ないなと思っていた」。7試合目の登板でようやく初勝利を掴んだ右腕は、「コースに投げ分けることができた点は抑えられた要因。勝つことができたのでホッとしました」と安堵の表情を浮かべた。
魂のこもった122球に、清水達也監督は「気持ちも入っていましたし、今回は日程のズレとかで調整はすごく難しかったと思う。その中でもしっかり調整してくれて、よく投げてくれた」と右腕の力投を称賛した。リーグ戦も終盤に突入。負けられない戦いが続く中、まずはエースが1部残留へ弾みをつけた。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)