解説陣は野手間の連携不足を指摘
日本ハムは終盤の拙守が響き逆転負けでカード初戦を落とした。
1点リードの8回、楽天の先頭・フランコがショート後方へのフライを上げると、左翼の矢澤宏太と遊撃の上川畑大悟が譲り合ってしまい安打に。続く、浅村栄斗にはレフトスタンドに飛び込む逆転2ランを被弾。拙守から試合をひっくり返される最悪の形での敗戦となった。
26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏は「痛いどころじゃないですよね…矢澤が(自分が捕ると)声を掛けたらしいんですけど、掛けたなら(他の野手が)引いてあげないと。目に入るとなかなか突っ込んでいけないんですよ。ましてやルーキーですし。だから、いつまでたっても上を見上げているんじゃなくて声を掛け合わないと」と野手間の連携不足を指摘。
番組に出演した解説者の田尾安志氏は「我々が教わったのはぶつかってもいいからとにかく“お見合い”だけはするなと言われました。だから、“お見合い”というのは絶対にやっちゃいけないプレーなんですよね。お互いが捕りに行かないといけないプレーなんですよ」と苦言を呈した。
「ミスで負けるというのはもったいなくてしょうがないですよ」と両リーグトップの34失策を記録している日本ハムの守備に改善を促した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』