セカンドで守備練習を行うロッテ・三木亮(撮影=岩下雄太)

◆ 19日に実戦復帰

 「ボチボチじゃないですかね。やっとある程度動けるようになったという感じですね」。

 昨年シーズン終了後の11月1日に都内の病院にて左膝半月板損傷に対する関節鏡視下半月板切除術を受けたロッテ・三木亮は、5月19日のDeNA二軍戦で実戦復帰を果たした。

 ショートの守備から途中出場した同日のDeNA二軍戦、7回の今季初打席で、早速レフトに適時打を放つと、今季初スタメンとなった20日のDeNA二軍戦でも二塁打、24日のヤクルト二軍戦では左中間スタンドに本塁打を放った。27日の日本ハム二軍戦でも二塁打を放っており、ここまで6試合に出場して、打率.333(12-4)、1本塁打、3打点。

 打撃フォームに関して、「今年に入って色々バッティングはずっとできていた。その練習をやっていく中で、立てた方がバットが出やすいかなと体の感じだったので、今年に関してはそこを意識してやっていますね」と修正。バットも「長さを結構変えて、(バットを)短く持つので短く持ったところで、大体普通の選手が使っている選手くらいの長さになると思います」と長さを変えた。

◆ 守備のスペシャリスト

 三木の最大の武器は“守備”。4年連続で内野の全ポジションで出場する“超ユーティリティープレーヤー”だ。

 「一軍に上がったとしたらどこを守るかわからないので、それは守備コーチと相談して、“そろそろ今日はセカンドいっとこうか”、“今日はショートいっとこうか”、その日によってという感じですね」。

 19日のDeNA二軍戦(ZOZOマリンスタジアムでは、試合前に本職の遊撃に加え、二塁のポジションでノックを受け、二軍戦でも実戦復帰してまだ1週間弱だが、すでに遊撃、二塁、一塁の3つのポジションで出場している。

 三木は途中出場した試合では2019年4月24日の西武戦から無失策を継続中と、井口資仁前監督時代は試合の勝敗を分ける緊張感のある場面での守備固めでチームを支えてきた。吉井理人監督が就任した今季、池田来翔、友杉篤輝など若手選手が積極的に起用され、内野陣も若返りが進んでいるが、三木の試合終盤での守備力が必要になってくる時が来るはずだ。

 「与えられたところでしっかり仕事ができるように、いろんな引き出しをもう1回思いだして試合をこなしていければなと思います」。

 実戦復帰して1週間。「まだ合流して1週間なので、一つ一つの動きを思い出しながらやっている段階。ただ試合に出ている以上は、120%でできるようにしないといけない。ちょっと急ぎ目で上げていければと思います」。いつ一軍に呼ばれてもいいように、バットでそして守備で準備を進めていく。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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