2023.05.28 14:00 | ||||
中日ドラゴンズ | 1 | 終了 | 3 | 横浜DeNAベイスターズ |
バンテリンドーム |
達川氏は関根ブレークの要因を分析
DeNAは中日とのカード3戦目を制し、連敗を「4」でストップ。大貫晋一が完封目前の好投で今季初勝利をつかめば、打っては関根大気が13試合連続安打となる貴重な2点適時打を放ち、チームを勝利に導いた。
両軍スコアレスの5回、相手先発の髙橋宏斗から1番・佐野恵太が押し出し四球を選び先制すると、続く関根が左前へ弾き返し一挙3得点。得点したのはこのイニングのみだったが、今季3度目の先発登板となった大貫が8回まで無失点投球を披露した。
大貫は9回二死一・三塁のピンチを招いたところでクローザーの山﨑康晃にバトンタッチし、惜しくもプロ初完封とはならなかったが、8回2/3(117球)を投げ4安打1失点に抑え、連敗していたチームを救う今季初白星を手にした。
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄さんは、惜しくも完封を逃した大貫に「9回までいっているんだからできますよ」といずれ達成すると太鼓判。9回二死での継投策については「勝っているゲームは落としたくないというベンチの采配が出ていた」と分析し、「途中で代えられたという悔しさを、次のマウンドで出せばいいんじゃないかなと思います、力は十分に持っているピッチャーですからね」と古巣の後輩へエールを送った。
また、貴重なタイムリーを放った関根について、同じく番組に出演した解説者の達川光男氏は「足と守備は天下一品ですよ」と元々持っていたポテンシャルを評価。さらに「今年良くなったのは、ファーストストライクからスムーズにバットが出て、タイミングが取れるようになりましたね。それとボール球を振らなくなったので、好成績に繋がっていると思いますよ」と分析した。
番組MCを務めた岩本勉氏も、現在リーグ3位の打率.355をマークしている関根を好評価し、「好調のチームの先頭グループでチームを引っ張る存在として、今後も数字がどんどんどんどん伸びてくるのではないか」と期待した。
いい形で連敗を止めた三浦ベイスターズ。30日(火)に開幕する交流戦へ向けて弾みをつけた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』