4番・岡本の前にランナーを出せず…
巨人は交流戦初戦のロッテ戦に1-2で敗れ、4連敗となり借金2となった。
ブルペンデー投手陣は2失点にまとめたが、打線は4番の岡本和真がマルチ安打と一人気を吐いたが、ロッテ先発・西野勇士、澤村拓一、益田直也から5安打1得点と繋がりを欠いた。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した井端弘和氏は巨人打線について「岡本が4打席中、3打席が先頭バッターだったんですよね」と主砲の前にランナーを出せなかったことに触れ、「1番、2番、3番が11打数0安打で(出塁したのが2番の)坂本のフォアボールだけというのが非常にもったいなかったですね。やっぱり、1番から塁に出てチャンスを作って岡本に回していかないと得点はなかなかできないと思いますね」と見解を述べた。
番組MCを務めた谷繁元信氏は「今日初めて新人の萩尾が1番に入ったんですが、(最近)なかなか1番が固定できないですよね」とリードオフマンが決まらない現状について語り、「(チャンスに強い)岡本の良さというのが生きないですよね」と打線の問題点を指摘した。
井端氏も「吉川がちょっと前まではいい働きをしてたんですけど、ちょっと今は落ち気味になっているので(1番に)色々な選手を試して探している段階なので」と同調。「ここが決まってこないとジャイアンツの得点源はだいぶ減ってくる」と懸念を示した。
巨人は25日のDeNA戦から、1番・吉川、2番・坂本、3番・秋広に打順を組み替えたが、吉川が4試合で15打数2安打と先頭が機能せず。交流戦初戦にルーキーの萩尾匡也を1番打者に抜擢していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』