東京六大学野球・春季リーグ戦は30日に全日程が終了。法大・篠木健太郎投手(3年・木更津総合)が防御率0.68で初めて最優秀防御率のタイトルを獲得した。
1年秋にリーグ戦デビュー。チームの柱として活躍してきた右腕だが、ここまでタイトルとは無縁。3年春に初めて最優秀防御率に輝き、「今まで一つも納得のいくシーズンはなかったので、一つ形として納得のいく今までで一番いいシーズンを送れた。自分なんかが名誉のある賞をいただけて、非常に嬉しい。歴代のすごく良いピッチャーの方たちに自分も肩を並べられる。それを超えていけるようなピッチャーになっていきたい」と喜びを口にした。
今春はエース・尾﨑完太投手(4年・滋賀学園)と左右の二枚看板で躍動し、チームの勝利に大きく貢献。それでもリーグ2位に終わり、「個人の成績としては良かったかもしれないけど、チームとして優勝できていない。チームが優勝するために法政大学に来てプレーしているので、自分の目指すところはそっち」と自身の成績よりもチーム優先の姿勢を貫いた。そのためにも「満足することなく、またここから成長していければ。優勝するために秋は頑張りたい」とフル回転を誓った。20年春以来のリーグ優勝へ、背番号18は右腕を振り続ける。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
1年秋にリーグ戦デビュー。チームの柱として活躍してきた右腕だが、ここまでタイトルとは無縁。3年春に初めて最優秀防御率に輝き、「今まで一つも納得のいくシーズンはなかったので、一つ形として納得のいく今までで一番いいシーズンを送れた。自分なんかが名誉のある賞をいただけて、非常に嬉しい。歴代のすごく良いピッチャーの方たちに自分も肩を並べられる。それを超えていけるようなピッチャーになっていきたい」と喜びを口にした。
今春はエース・尾﨑完太投手(4年・滋賀学園)と左右の二枚看板で躍動し、チームの勝利に大きく貢献。それでもリーグ2位に終わり、「個人の成績としては良かったかもしれないけど、チームとして優勝できていない。チームが優勝するために法政大学に来てプレーしているので、自分の目指すところはそっち」と自身の成績よりもチーム優先の姿勢を貫いた。そのためにも「満足することなく、またここから成長していければ。優勝するために秋は頑張りたい」とフル回転を誓った。20年春以来のリーグ優勝へ、背番号18は右腕を振り続ける。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)