東京六大学野球・春季リーグ戦は30日に全日程が終了。明大・飯森太慈外野手(3年・佼成学園)が打率4割2分6厘で首位打者に輝き、外野手部門で初のベストナインも満票で受賞した。
飯森は昨秋に続いて全試合スタメン出場を果たすと、チーム最多の20安打をマークするなどリーグ3連覇に大きく貢献。打率4割2分6厘でシーズンを終え、首位打者争いの行方は早慶戦の結果を待つ形となった。「本当は2戦で終わってほしかったんですけど、かなり焦らされたので。本当は全日本に向けて集中して練習しないといけない期間なんですけど、そっち側に集中できなかった」。それでも打率ランキング1位の座を守り抜き、初めて首位打者のタイトルを獲得。「こんなことになるなんて思っていなかったので、率直に嬉しいです」と最後まで驚きを隠せなかった。
明大は2年連続20度目の全日本大学野球選手権(6月5~11日)出場を決め、6月7日の2回戦(神宮)で東農大北海道(北海道学生)と日体大(首都大学)の勝者と対戦。東農大北海道の金子隼人内野手(4年・帝京八王子)は中学時代に在籍した東村山ボーイズで飯森の1学年先輩にあたり、「できれば対戦したい」と対戦を心待ちにした。初戦を約1週間後に控え、「大学選手権は見たことのないピッチャーばかりなので、簡単には打てないと思う」と謙遜したが、イノシシ軍団が誇るバットマンは、全国の舞台でもヒットを量産し続ける。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
飯森は昨秋に続いて全試合スタメン出場を果たすと、チーム最多の20安打をマークするなどリーグ3連覇に大きく貢献。打率4割2分6厘でシーズンを終え、首位打者争いの行方は早慶戦の結果を待つ形となった。「本当は2戦で終わってほしかったんですけど、かなり焦らされたので。本当は全日本に向けて集中して練習しないといけない期間なんですけど、そっち側に集中できなかった」。それでも打率ランキング1位の座を守り抜き、初めて首位打者のタイトルを獲得。「こんなことになるなんて思っていなかったので、率直に嬉しいです」と最後まで驚きを隠せなかった。
明大は2年連続20度目の全日本大学野球選手権(6月5~11日)出場を決め、6月7日の2回戦(神宮)で東農大北海道(北海道学生)と日体大(首都大学)の勝者と対戦。東農大北海道の金子隼人内野手(4年・帝京八王子)は中学時代に在籍した東村山ボーイズで飯森の1学年先輩にあたり、「できれば対戦したい」と対戦を心待ちにした。初戦を約1週間後に控え、「大学選手権は見たことのないピッチャーばかりなので、簡単には打てないと思う」と謙遜したが、イノシシ軍団が誇るバットマンは、全国の舞台でもヒットを量産し続ける。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)