2023.05.31 18:00 | ||||
東北楽天ゴールデンイーグルス | 3 | 終了 | 1 | 横浜DeNAベイスターズ |
楽天モバイル |
交流戦での勝ち投手は10年ぶり
楽天は31日、DeNA戦(楽天モバイル)に3-1で勝利。先発の田中将大が好投を見せ3勝目をマークした。
田中は、5回までわずか被安打2とDeNA打線を封じ込めると、6回に3番・宮﨑敏郎にソロを打たれ得点を許したものの、奪われた点はその1点のみ。7回を投げ92球、4安打、5奪三振の1失点と好投を見せ、見事3勝目(3敗)をマーク。また、交流戦での勝ち投手は10年ぶりとなった。
試合後のヒーローインタビューで田中は「不甲斐ない投球が続いていたので、今日はなんとしてでも勝つんだという気持ちでマウンドに上がりました。良い手ごたえを感じたボールもあったので、次の試合も勝てるように頑張ります」と振り返った。
3勝目を挙げた田中の好投について、31日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「とにかくピッチングが丁寧でしたし、それによくボールが動いていましたね。丁寧にコーナーを突いて、自分の持っているものを出しながら投球していた。また、勝負を避けるポイントは四球で歩かせたりと、打者との勝負にこだわること無く、チームを勝たせたいという気持ちが強く出たのが好投に繋がったと思う」と経験豊富な大投手の投球を称賛した。
5月は4試合に登板し、防御率4.70と本来の投球が見られなかった田中だが、この試合の好投をきっかけに本来の投球を取り戻すことができるのか。今後の田中の投球に期待したいところだ。
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【お詫びと訂正】※6月1日11時40分
初出時、記事中の内容に誤りがあったため、該当箇所を訂正しました。
大変失礼いたしました。