DeNAのタイラー・オースティン外野手が1日の楽天戦（楽天モバイル）に「5番・指名打者」でスタメン出場。2打席目に今季初打点となる遊撃へのタイムリー内野安打を放った。

　2点リードの3回一死一・三塁で迎えた第2打席。楽天の先発・瀧中の131キロフォークをはじき返すと、中前へ抜けそうな打球を遊撃手・山﨑が好捕し、二塁へトス。しかし、これが悪送球となり牧は一気に三塁へ。結果は遊撃への適時内野安打と山﨑のエラーで、1点を加点。今季出場9試合目で初打点をマークし、「飛んだところも良く、そして牧の走塁のおかげです。貴重な追加点を取ることができよかったです。次の打席も頑張ります！」と振り返った。

　オースティンは昨年10月に「右肘内側側副靭帯修復」の手術を受け、開幕後はファームでリハビリに励んだ。4月29日のイースタン・リーグ、ロッテ戦（平塚）に「4番・指名打者」でスタメン出場し、実戦復帰。5月6日の同西武戦（横須賀）から一塁手として4戦連続先発出場し、守備も無難にこなすと、16日の同巨人戦（横須賀）では右越えソロをマーク。その後18日に1軍に合流し、30日の同戦では今季初安打をマークした。