○ オリックス 9 － 2 広島 ●
＜3回戦・京セラD大阪＞

　逆転勝ちのオリックスは2勝1敗で交流戦勝ち越しスタート。中嶋監督にとってはこの日の勝利が、節目の監督通算200勝となった。

　先発の山下は制球に苦しむシーンがあったものの、広島打線を6回4安打1失点（自責点0）に封じデビューから無傷の5勝目を達成。プロ初登板から先発のみの5連勝は、球団史上初の快挙となった。

　打っては「2番・右翼」でフル出場した茶野が大暴れ。1点を追う5回に二死満塁で逆転となる中前2点適時打を放つと、8回にはプロ初アーチとなる右越え満塁弾を放ちキャリア初の1試合6打点を記録した。

　投打で若手が躍動し、これで交流戦前から3カード連続となる勝ち越し。この日はパ・リーグ首位のロッテが敗れたため、ゲーム差は0.5に縮まった。