フォームを戻して24打席ぶり快音
巨人は1日、敵地でロッテに3-2で勝利。初戦黒星からの2連勝で交流戦最初のカードを勝ち越すことに成功した。
この日は初回から好調・岡本和真の2点適時打で幸先良く先制すると、3回には岡本に2試合連発となる12号ソロが飛び出し、序盤のうちにリードを拡大する。
投げては先発の山﨑伊織が走者を出しながらも要所を締める好投。3回に犠飛で1点を失うも、7回・119球の熱投で1失点にまとめた。終盤8回は中川皓太が危なげなく無失点でつなぎ、9回は大勢が1点を失ったがリードは死守。接戦を制し、勝率5割に復帰した。
4試合連続安打、ここ3戦は2安打以上を放って2試合連発と絶好調の岡本和真に注目が集まるところだが、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた野村弘樹氏は「丸の2安打」に熱視線を送る。
今季はここまで46試合の出場で打率.223と本来の打撃が影を潜めているが、初回の第1打席で放った24打席ぶりの安打を皮切りに2安打をマーク。「岡本和真が活発で坂本も上昇。そこに丸が上がってくると、打線は強力になってきますよね」と期待感を述べた。
丸に関しては、番組に出演した井端弘和氏も「いろいろ打撃フォームを変えながら、また元に戻したところで安打が出た」と試行錯誤の中で飛び出した快音に注目。
続けて「初戦の負けた時は、好調な岡本選手のところで走者を置けなかった。ポイントゲッターにいかに良い形で回すかという点で、丸選手の活躍は重要になってきますよね」と語り、上位追撃のキーマンとして強調した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』