東が7回1失点の好投「ピッチングが分かってきた感じ」
DeNAは1日、敵地で楽天に11-3と大勝。“新マシンガン打線”の爆発に先発・東克樹も好投、隙のないゲーム運びで交流戦最初のカードを勝ち越した。
前回は5回途中5失点と結果を残すことができなかった東。この日は初回こそ牧秀悟の失策も絡んで失点を喫したが、4回までに9得点という味方の大量援護にも守られ、7回を被安打5、奪三振7で1失点(自責は0)の好投。今季5勝目をマークした。
東の好投について、1日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大矢明彦氏は「故障しないで、ずっとこういう形で投げてくれればと思っています」とトミージョン手術から復活を遂げた左腕の今後に期待。続けて「ストレートの伸びもあるし、ピッチングが分かってきた感じがする」と語り、故障を乗り越えての成長ぶりにも言及した。
また、17安打で11得点と爆発した打線も当然話題に挙がり、MCを務めた野村弘樹氏は「4番の牧(秀悟)でしょう」と主砲に熱視線を送る。
「4安打2打点の大暴れで、打点(34)はセ・リーグトップ」と充実ぶりを紹介すると、井端氏も「本塁打や打点は伸びてきたんですが、打率が.250~.260くらいだったんですよね」と開幕直後の苦戦を振り返りながら、「こうして8分までくると(1日終了時点で.284)、3割打ちたいと思う」とコメント。
状態上向きな近況に触れつつ、「打席の中でも余裕が出てくるような4安打でしたね。まだまだ明日以降も打つんじゃないかと思います」と付け加え、打率の上昇とともに本来の調子を取り戻してくるはずと予言した。
投打ガッチリで快勝したDeNA。首位・阪神が連敗を喫したため、ゲーム差を「5」に縮めた。
週末からは得意の本拠地に戻ることもあり、ここからさらに勢いを増していきたいところだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』