谷繁氏「楽なこともある」
巨人は2日、本拠地で日本ハムに2-8で敗戦。前日に勝率5割に戻したが、すぐに借金生活へと逆戻りとなってしまった。
この日は相手先発が変則アンダーハンド・鈴木健矢とあって、4番の岡本和真以外の8人を左打者で固めた巨人。原辰徳監督は「相性というよりも最善策として」としたが、11安打を記録しながらも攻略には至らず、2得点に留まった。
2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、原監督の徹底した策にフォーカス。MCの高木豊氏から解説陣に向けて、「相手はどう思うか」という質問が投げかけられた。
これに対して捕手出身の谷繁元信氏は「考えることはありますが、逆に楽なこともありますね」とコメント。「特に投手としては、同じ方向に投げていけば良い。右と左が交互に来たりすると感覚的にも少し狂いが生じたりしますが、見え方が同じだと同じ感覚で投げていけますよね」と持論を述べた。
一方、元投手の平松政次氏は「私は左は苦手だったので、意識はしますよね」と自身の経験を振り返りながら言及。それでも、この日の鈴木に関しては「まったく意識せずに、どんどんストライクを投げ込んでいましたよ。なので投手によってどう感じるのか、でしょうね」とし、鈴木に関してはあまり影響がなかったのではないかと解説した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』