侍JのWBC制覇に貢献、最短復帰は6月9日

　カージナルスは2日（日本時間3日）、ラーズ・ヌートバー外野手（25）が腰の打撲のため10日の負傷者リスト（IL）に入ったと発表した。

　ヌートバーは「1番・中堅」で先発出場した5月29日（日本時間30日）ロイヤルズ戦の2回、中堅後方の大飛球をフェンスに激突しながら好捕した際に腰を強打。次の守備機会のあとベンチへ退き、球団は交代理由を「腰部のけいれん」と発表していた。

　3月のWBCでは侍ジャパンの一員として優勝に貢献。今季は開幕戦で左手親指を痛めてIL入りしたが、復帰後は主に1番打者を務め、ここまで42試合に出場し打率.266、出塁率.380、4本塁打、21打点、5盗塁と、低迷するチームの中で奮闘していた。

　IL入りは左手親指を痛め、13試合欠場した開幕直後以来、今季2度目。今回は5月30日（同31日）にさかのぼり適用されるため、最短復帰は6月9日（同10日）となる。