一旦三塁で足止め、鈴木に「越えたでしょ?」と確認
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が6日(日本時間7日)、本拠地でのカブス戦に「2番・指名打者」で先発出場。4回の第2打席に5試合ぶりの今季16号ソロを放った。
4点を追う4回、先頭でカブスの先発右腕・ウェスネスキと対戦。フルカウント後の高めカットボールを捉えた打球は、低い弾道でカブスの右翼・鈴木の後方を襲った。鈴木はフェンス際でジャンプするも好捕とはならず。打球は無人となった右翼前へ跳ね返り、大谷はその間に三塁まで到達した。
エンゼル・スタジアムは右翼フェンスが2段階になっており、大谷は本塁打ライン越えを確信したように、三塁ベース上で腕をグルグルと回しアピールした。審判団が協議してる間に、大谷は鈴木に向かって「(ラインを)越えたでしょ?」と言わんばかりのジェスチャー。鈴木は笑顔を浮かべながら「WHY」ポーズで返した。
その後、審判団が本塁打と認定。大谷にとっては5試合ぶりの一発となり、今季16号はアストロズのアルバレスと並び、ア・リーグ2位タイとなった。