2023.06.07 18:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 6 | 終了 | 0 | 東京ヤクルトスワローズ |
ZOZOマリン |
ついに掴んだ本拠地初白星
ロッテは7日、本拠地でのヤクルト戦に6-0で勝利し連敗を「5」でストップ。先発したC.C.メルセデスは7回100球無失点の投球で今季2勝目を挙げた。
この日のメルセデスは持ち味の両コーナーを鋭く突く投球を発揮し、5回終わってヤクルト打線をノーヒットに抑える好投を見せる。6回二死から失策と初安打でこの日初めて得点圏に走者を背負うも、冷静にドミンゴ・サンタナを遊ゴロに打ち取りピンチを脱出。
続く7回もマウンドに上がるとわずか11球でスコアボードに「0」を刻み、この日はお役御免になる。その後は2投手がそれぞれ無失点に抑えチームも勝利。メルセデスは今季最長となる7回を投げ100球無失点、2安打4三振2四球の内容で本拠地初白星を手に入れた。
チームの連敗を止める快投を見せたメルセデスについて、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演の松中信彦氏は「上手く緩急を使って投げていましたよね」と開口一番高評価。
続けて「序盤はインコースの真っすぐを本当に上手く使っていったので意識付けをさせたんですよね。そして後半は逆に外中心の投球にしたので(狙い球を)なかなか絞れなかったという所だと思います」と分析。“配球の変化”を好投の要因として語った。
5回4失点と打ち込まれた前回登板からは一転して本来の投球を見せた助っ人左腕について、松中氏は最後に「好調なバッターにはインコース攻めなきゃいけないっていう、基本の投球ができたと思います」と称賛して締めくくった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』