【全日本大学野球選手権大会・2回戦】
○ 仙台大 8 - 4 東日本国際大 ●
(7日・神宮)
8年ぶり3度目出場の仙台大(仙台六大学)は、昨年の侍ジャパン大学日本代表メンバー・辻本倫太郎主将(4年・北海)が決勝3ランを放ち、2回戦突破。東日本国際大(南東北大学)を破り、ベスト8進出を決めた。
勝利への執念をバットに乗せた。3-3の同点で迎えた7回一死一・二塁。2ボールからの3球目、甘く入った140キロ直球を完璧に捉えた。辻本の打球は大きな弧を描き、長い滞空時間を経て左中間スタンドへと着弾。「正直何も考えられていなかったんですけど。とにかく勝ちたい思いしかなくて、振り抜いたら当たって飛んでいた」。試合を決める勝ち越し3ランを放ち、何度もガッツポーズを繰り返した。
頼れるキャプテンの一振りでベスト8進出を決めた仙台大は、同大初の4強入りをかけ、8日の準々決勝では昨秋の明治神宮大会覇者・明大(東京六大学野球)と対戦する。「勝てば仙台大の史上最高成績なので、歴史に残るようなチームにしたいですし、その一員になりたいので絶対に勝ちます」と主将。勢いに乗る仙台大が、歴史に新たな1ページを刻む。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 仙台大 8 - 4 東日本国際大 ●
(7日・神宮)
8年ぶり3度目出場の仙台大(仙台六大学)は、昨年の侍ジャパン大学日本代表メンバー・辻本倫太郎主将(4年・北海)が決勝3ランを放ち、2回戦突破。東日本国際大(南東北大学)を破り、ベスト8進出を決めた。
勝利への執念をバットに乗せた。3-3の同点で迎えた7回一死一・二塁。2ボールからの3球目、甘く入った140キロ直球を完璧に捉えた。辻本の打球は大きな弧を描き、長い滞空時間を経て左中間スタンドへと着弾。「正直何も考えられていなかったんですけど。とにかく勝ちたい思いしかなくて、振り抜いたら当たって飛んでいた」。試合を決める勝ち越し3ランを放ち、何度もガッツポーズを繰り返した。
頼れるキャプテンの一振りでベスト8進出を決めた仙台大は、同大初の4強入りをかけ、8日の準々決勝では昨秋の明治神宮大会覇者・明大(東京六大学野球)と対戦する。「勝てば仙台大の史上最高成績なので、歴史に残るようなチームにしたいですし、その一員になりたいので絶対に勝ちます」と主将。勢いに乗る仙台大が、歴史に新たな1ページを刻む。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)