4名全員が初受賞!
日本野球機構(NPB)は8日、その月の最も活躍した投手と打者に送られる『大樹生命月間MVP賞』の5月度受賞選手を発表。セ・リーグは大竹耕太郎投手(阪神)と細川成也選手(中日)、パ・リーグは加藤貴之投手(日本ハム)と万波中正選手(日本ハム)が受賞した。
大竹はプロ入り6年目で初受賞。先発投手として4試合に登板し、リーグ最多タイの3勝とリーグトップの防御率0.33という優秀な成績を残した。同じく細川も7年目にして初受賞。5月は全25試合に出場して21試合で安打を放ち、月間打率は.360という好成績。36安打とともにリーグ最多の成績で、セ・リーグは“現役ドラフト組”のW受賞ということになった。
一方のパ・リーグは日本ハムが投打のMVPを総なめにした。加藤貴は4試合に登板してリーグトップタイの3勝、リーグトップの防御率0.30という安定感抜群の投球を披露。万波は全25試合に出場してリーグトップタイの7本塁打と長打力を発揮。加藤はプロ8年目、万波はプロ5年目の初受賞となり、5月度は4名全員が嬉しい月間MVPの初受賞となった。
受賞選手には連盟から記念盾が、さらに大樹生命保険株式会社から賞金30万円とトロフィーが贈られる。
2023年・月間MVPまとめ
▼ セ・リーグ
<3・4月度>
投手:村上頌樹(阪神)
打者:宮﨑敏郎(DeNA)
<5月度>
投手:大竹耕太郎(阪神)
打者:細川成也(中日)
▼ パ・リーグ
<3・4月度>
投手:佐々木朗希(ロッテ)
打者:中村剛也(西武)
<5月度>
投手:加藤貴之(日本ハム)
打者:万波中正(日本ハム)