ニュース 2023.06.08. 18:10

明大が4年ぶりベスト4進出 ドラフト候補・蒔田稔が高3夏以来の五厘刈りで圧巻の7回1安打無失点

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明大・蒔田稔投手[写真=灰原万由]
【全日本大学野球選手権大会・準々決勝】
○ 明大 5 - 0 仙台大 ● 
(8日・神宮)

 昨秋の明治神宮大会で日本一に輝いた明大(東京六大学)は投打がかみ合い、仙台大(仙台六大学)に快勝。ドラフト候補右腕・蒔田稔投手(4年・九州学院)が7回をわずか1安打に封じ、無失点の好投を披露した。

 圧巻の投球で、相手打線を完璧に封じた。初回一死から2番・小田倉に中前へはじき返されたが、許した安打はこの1本のみ。「先制点を取られてはいけないので、粘りのピッチングをしようと」。その言葉通り、その後は「H」ランプを光らせず。地元・熊本から神宮まで応援に駆けつけた祖父母の前で7回無失点6奪三振の快投を見せ、準決勝進出に大きく貢献した。

 強い気持ちを胸にマウンドへ上がった。今春のリーグ戦は先発で3試合、リリーフで4試合と計7試合に登板し、防御率2.79。「リーグ戦ダメだったので、全国の舞台でアピールできるように」と今大会に照準を合わせ、ランニング量を増やすなど、調整に工夫を加えた。それだけではない。大会前には石原勇輝投手(4年・広陵)に誘われて丸刈り姿に変身。高3夏以来の五厘刈りで「リーグ戦の悪いものを取り払えた感じ」。気合十分で臨んだ今大会初マウンドで結果を示し、「今日は自分の持ち味である質の良い真っすぐと緩急を使っていけて理想に近いピッチングだった」とうなずいた。

 日本一に輝いた2019年以来4年ぶりの4強入り。準決勝は1日空いて10日・白鴎大(関甲新学生)と対戦する。蒔田は「(坊主にして)負けたらカッコ悪いので。坊主にしたからには優勝したい。出番があれば、最大限チームに貢献できるように頑張ります」と力強く宣言した。
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