阪神・前川右京 (C) Kyodo News

◆ ともに好調ぶりを買われて一軍へ

 日本野球機構(NPB)は9日、イースタン、ウエスタン両リーグが制定する『スカパー!ファーム月間MVP賞』の5月度受賞選手。イースタン・リーグは萩尾匡也(巨人)が、ウエスタン・リーグは前川右京(阪神)がそれぞれ受賞した。

 萩尾は昨年のドラフト2位で慶応大から巨人に加入したルーキーの外野手。5月は18試合の出場でリーグトップの打率.473と打ちまくり、出塁率と長打率もリーグトップの好成績をマークした。

 前川は2021年のドラフト4位で智弁学園高から入団した2年目の外野手。こちらは5月・16試合の出場でリーグ3位の打率.357を記録。20安打はリーグ最多だった。

 なお、萩尾は5月28日に初の一軍昇格を勝ち取り、その日の阪神戦でプロ初安打を記録。前川も5月30日に一軍初昇格を果たし、6月6日の楽天戦でプロ初安打をマークした。

 受賞選手には両リーグから記念品、スカパーJSAT株式会社からは賞金5万円が贈られる。

◆ 2023年・ファーム月間MVPまとめ

▼ イースタン・リーグ
<3・4月度>
長谷川信哉(西武)

<5月度>
萩尾匡也(巨人)

▼ ウエスタン・リーグ
<3・4月度>
鵜飼航丞(中日)

<5月度>
前川右京(阪神)

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