3割近い右打者3人を力で抑え込む!
アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠地オークランド・コロシアムでのレイズ戦に“オープナー”として先発登板。最速100.8マイル(約162キロ)の剛速球で空振り三振を奪うなど、1回無失点の好投で役割を果たした。
先頭のディアスは初球の97.2マイル(約156キロ)直球で押し込み1球で一ゴロ。2番・フランコは初球カットボール、2球目フォークと2球で追い込み、最後はこの日最速の100.8マイル(約162キロ)を振らせ3球三振に仕留めた。
3番・ラミレスはフルカウント後の99.1マイル(約159キロ)直球でボテボテの三ゴロ。しかし、詰まらせた打球を三塁手が後逸し結果は内野安打となった。それでも、続くアロザレーナを簡単に追い込み、最後は97.7マイル(約160キロ)の直球を打たせ平凡な左飛。1回16球、1安打無失点、1奪三振無四球の好投で防御率は10.80となった。
1番・ディアス(打率.308)、3番・ラミレス(同.309)、4番・アロザレーナ(同.289)と、強力な右打者が続く上位陣を、160キロ近い直球を軸に制圧。同じくオープナーでの登板だった2日(同3日)のマーリンズ戦に続き、2回から先発要員の左腕・ハリスがマウンドに上がった。