2023.06.14 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 4 | 終了 | 3 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
マツダスタジアム |
自身4年ぶりとなるサヨナラ打
広島は野間峻祥の幸運なサヨナラ打で連敗を3で止めた。
9回表に3-3と同点に追いつかれ、迎えたその裏の広島の攻撃。先頭の代打・上本崇司のヒットをきっかけに一死二塁のチャンスを作ると、2番・野間峻祥が楽天・抑えの松井裕樹が投じたフォークに食らいついき打球は一塁線への弱いゴロになるも、一塁ベースに当たり打球はライト前へ。ボールが転々とする間に二塁走者の上本が本塁へ生還。ラッキーな形で今季3度目のサヨナラ勝利となり、野間にとっては4年ぶりのサヨナラ打となった。
サヨナラヒットを放った野間について、14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の福留孝介氏は「私が現役の頃に野間選手は、こういう場面で結構打っていた印象があって、勝負強いイメージある。4年ぶりのサヨナラ打と聞いて少し驚きましたが、ラッキーな当たりでしたね」と当時の印象を交えコメント。
また同番組に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「野間選手はこういうラッキーなヒットが多いですね。というのも足が速いので少しでも打球を転がすと、あのような内野安打みたいな形が起こりやすくはなりますからね。ピッチャーからしたら痛いヒットだったと思いますけどね」とサヨナラ打を打たれた松井に同情しつつ、野間を称賛した。
新井監督も「最後は野間さんらしいヒット」と語る程に幸運の持ち主の背番号37。1軍復帰した6日以降は打率.333と奮闘している9年目外野手は、ここぞの場面で野球の神様を味方に付けたようだ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』