ヤクルト・髙津監督 (C) Kyodo News

◆ 5時間に迫る熱闘

 ヤクルトは15日、神宮でソフトバンクと対戦。延長10回・4時間47分に及ぶ激闘の末、7-9で敗れた。

 3回にソフトバンク先発の板東湧梧から二死満塁の好機をつくり、5番のドミンゴ・サンタナがライトへ2点適時打を放って2点を先制。さらに板東の暴投もあり、幸先良く3点を挙げた。

 しかし、先発のサイスニードが4回に1点を返されると、5回には牧原大成の適時打などで3点を奪われて逆転を許してしまう。

 ヤクルトは直後にサンタナの犠飛ですぐに同点に追いつくと、二死二・三塁のチャンスにホセ・オスナがレフトへの2点適時打。6-4と再びリードを奪うことに成功した。
 
 ところが、サイスニードは6回もマウンドに上がったものの、上林誠知の適時打で1点差とされたところで降板。その後、無死一・二塁から2番手・木澤尚文が甲斐拓也に犠打を許さず空振り三振に斬って取ったが、代打・川瀬晃に同点打を浴び、さらに二死満塁から牧原に押し出しの死球。6-7と再びリードを許した。

 それでも8回、津森宥紀からオスナが左翼席へ10号ソロを放ち、これで7-7の同点。延長戦に持ち込む。

 最後まで食らいつき粘りを見せたものの、10回表に清水昇が今宮健太にレフトへ勝ち越しの2点適時打を浴びて9-7。直後の攻撃では内山壮真がリバン・モイネロから安打で出塁も後が続かず、2点差で敗戦を喫した。

 髙津臣吾監督は「良い形で先制できたんですけど、多少スニードも疲れがあったかなと思いますし、6回の先頭のフォアボールが非常に大きな意味のあるフォアボールでしたね」と振り返った。

 続けて、「リリーフは責められないですね。ここまで頑張ってきて、相当の疲労度だと思いますし、何とかこちらでできることはしたい」とコメント。球数やリリーフ陣の疲労も考慮してのサイスニードの続投だったが、点差を守れず踏ん張り切ることができなかった。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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