広島・床田寛樹 (C) Kyodo News

◆ 解説陣も「見事でした」と称賛

 偉大なOB・北別府学さんの突然の訃報を聞いたその日、赤ヘル軍団の後輩たちが広島の地で躍動。2-0の完封劇で西武に勝利し、レジェンド投手の霊前にウイニングボールを届けた。

 先発の床田寛樹は2回・4回・5回・6回の4度の先頭打者にヒットを許しながらも、連打を許さぬ粘りのピッチングでスコアボードに0を並べる。8回を投げ終えた時点で球数は106球にのぼっていたが、裏の打席でも交代はせず。9回はより一層気持ちを込めた投球で三者凡退に仕留め、自身3度目となる完封勝利を掴んだ。

 お立ち台では大先輩の訃報についても聞かれ、「びっくりしましたし、なんとかいい報告ができるようにと思って、一生懸命投げました」と告白。赤く染まったスタンドから喝采を浴びた。

 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』でMCを務めた高木豊氏も、「やっぱり今日は、北別府さんの思いを胸にマウンドに行ったと思う」と床田の胸の内を推測しながら「見事でした」と左腕の力投を称える。

 同じく番組に出演した平松政次氏は「ボールも強いし、コントロールもいい。低めに投げれるので、そんなに打たれるピッチャーではないんですよ。そこに気持ちも入ってますしね。ナイスピッチング」と褒め称えた。

 また、打線は4回まで無得点に終わった中、5回裏の攻撃前に円陣を組むシーンも。この広島ベンチの動きに関して、解説者の真中満氏は「円陣を組むことによって相手バッテリーもちょっと考える。かえって動いてしまったりもするから、駆け引きも含めて効果的でしたね」とコメント。

 結果的には末包昇大と堂林翔太の連続本塁打が飛び出し、この2得点を床田が守り切っての快勝。負けるわけにはいかない日に勝利を挙げ、交流戦最後のカードを最高の形で踏み出した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

萩原孝弘

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