● 中日 0 － 4 ヤクルト ○
＜9回戦・バンテリンドーム＞

　中日は今季14度目の完封負け。苦手にしているヤクルト先発・サイスニードをまたしても打ち崩せず、単独5位浮上とはならなかった。

　中日打線はサイスニードの前に3回まで無安打。1点を追う4回は内野安打と四球で一死一、二塁の好機を迎えたが、好調の4番・細川が遊ゴロ併殺に倒れた。4点を追う9回は2番・岡林、3番・ビシエドの連打で無死一、三塁としたが、頼みの細川はボール球に手を出し空振り三振。続く石川は遊ゴロ併殺に倒れ、球場はため息に包まれた。

　最後まで得点を奪えず、サイスニードに来日初完封勝利を献上。これで2021年に来日したサイスニードとの対戦は通算で0勝7敗となった。

　先発の小笠原は4回、4番・村上に左翼線突破の先制適時二塁打を許すも、7回まで1失点と力投。しかし8回、一死一、二塁で2番・中村に左翼線突破の2点適時二塁打を浴びたところで降板となり、8回途中6安打4失点の内容で5敗目（4勝）を喫した。