先発・キャニングの無失点投球も光る
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が24日(日本時間25日)、敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。3回の第3打席に右前適時打を放ち2試合連続安打をマークした。エンゼルスは序盤から打線が大爆発。6回までに球団タイ記録の24得点をマークした。
エンゼルス打線は2回、この日メジャーに再昇格した9番・フレッチャーの左前2点適時打で先制。3回は3番・トラウト、4番・ドゥルーリー、5番・タイスが、いずれも初球打ちとなる3者連続アーチを放った。さらに、8番・モニアクが7号2ランを放ち1イニング4本塁打を記録。その後も大谷が右前適時打を放つなど打者16人を送り込む猛攻を見せ、球団タイ記録となる1イニング13得点を記録した。
15-0で迎えた4回も猛攻は続き、フレッチャーの今季初アーチとなる左越え3ランなどでこの回も一挙8得点。2イニング連続の打者一巡で23-0となった。
6回はモニアクの4安打目となる二塁打などで無死一、三塁とし、1番・ウォードの併殺崩れの間に三塁走者のモニアクが生還。これで球団タイ記録の24得点に到達した。7回は無得点に終わったものの6番・レンフローの内野安打でこちらも球団タイ記録となる1試合26安打目。残る2イニングで新記録更新の期待がかかる。
投げては先発のキャニングが6回まで4安打無失点の快投。味方の攻撃が長引く中テンポ良くアウトを重ね、大谷に並ぶチームトップの今季6勝目を確実にした。