チームトップの4勝目
楽天の田中将大が7回1失点の好投で4勝目を挙げた。
田中将は4回まで毎回ランナーを出すもボール低めに集め、打たせて取るピッチングで7回99球、被安打5、3奪三振、1失点の好投。鈴木翔天、松井裕樹の無失点リレーで連敗を5でストップした。
26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した齊藤明雄氏は「今日のピッチングは左バッターに対して全く怖がらないでインサイドにストレート、ツーシームをしっかり逃げ込んでたなという印象ですね。勝負どころはスプリットをしっかり低めに集められたことが、7回1点の好投につながったと思いました」と制球の良さを評価。
同じく解説を務めた谷沢健一氏は「今日のピッチングはチームの成績が悪いのは自分の責任というような責任感あふれるマウンドでした」と連敗を止めたエースの投球を称賛。
「ピンチもありましたが、やっぱり膝から下のボールが非常に多かったですよ。低めに投げてゴロで打ち取るというような基本的な投球リズムでしたね」と齊藤氏と同じく低めの制球力が勝因との見解を示した。
田中将は2013年以来、10年ぶりとなる東京ドームでの勝利。これで日米通算194勝目(NPB:116勝・MLB:78勝)となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』