○ 広島 3 － 2 DeNA ●
＜10回戦・マツダ＞

　広島の秋山翔吾が27日のDeNA戦で、15打席ぶりの安打、さらには8回の打席では決勝の犠飛を放った。

　試合前まで12打席安打がなかった秋山。27日にニッポン放送で放送された広島－DeNA戦（RCCラジオの制作）で解説を務めた佐々岡真司氏は秋山について「あれだけ調子の良かった打撃が、ここまで率が落ちたわけですからね、本当にこれぐらいの選手になってくると少しの差だと思うんですよね。毎日練習して自分で調子を取り戻す、それくらいの術を持っていますからね」と、全く心配していない様子だった。

　秋山は2打数0安打で迎えた1－2の6回一死一塁の第3打席、先発・大貫晋一が2ボール2ストライクからのスプリットをライト前に安打を放った。2－2の8回一死三塁の第4打席はエスコバーのスライダーをセンターへの犠飛。これが決勝点となった。佐々岡氏は「最低限というか、大きな外野フライだったと思いますね。その前の1本のヒットが気持ち的にも違うんでしょうね」と振り返った。

　佐々岡氏は試合後には「秋山にヒットが出た、決勝犠牲フライ、この形で本当に楽になったと思いますし、調子が悪い中でもチームはずっと調子が良かった。みんなで秋山をカバーしたという中で、明日から秋山が気持ちが変わって復調気配になるのではないかなと思います」と期待した。

（提供：Veryカープ！RCCカープナイター）