若い力でもぎ取った勝利
中日が延長までもつれ込んだゲームを制し、阪神戦の連敗を6で止めることに成功した。
先発の髙橋宏斗は7回122球を投げ被安打7、奪三振10の熱投で2失点と勝ち負けは付かなかったもののゲームメイクを果たす。延長10回には阪神4番手島本浩也から福田永将の死球を足がかりに、犠打を挟んで岡林勇希がライト線にタイムリー三塁打、続くダヤン・ビシエドもタイムリーでダメ押しし、島本にデビューから128試合目で初の黒星を付けた。
打のヒーロー岡林にも斎藤氏は「決して優しい球ではなく、スプリットの難しい球ですけど、なんとかしてバットに当てるんだというね、気持ちが出ていますよね」と、自らお立ち台で語った「追い込まれて何とかバットに当てようと思った結果が良い結果になったので、必死に食らいついて行った結果が決勝打になってよかったです」の言葉通りの活躍を讃えた。
この日の先制打も若い石橋康太がマークするなど、もぎ取った勝利となった一戦。この先もヤングドラゴンズの大暴れに期待が膨らむ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』