ニュース 2023.07.03. 05:05

侍ジャパン大学代表・宗山塁、守備の名手・井端弘和氏から太鼓判「すごく嬉しいですし、自信になります」

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侍ジャパン大学代表の明大・宗山塁内野手[写真=灰原万由]
【侍ジャパン大学代表・練習試合】
○ 大学代表 4 - 2 東芝 ● 
(2日・平塚)

 第44回日米大学野球選手権大会に出場する侍ジャパン大学代表は2日、社会人・東芝との練習試合を行い、4-2で勝利を収めた。「3番・遊撃」でスタメン出場した明大・宗山塁内野手(3年・広陵)はマルチ安打の活躍で、存在感を発揮した。

 前日1日のENEOS戦は3打数無安打に倒れたが、この日は初回二死から中前安打を放つと、5回二死一塁で迎えた第3打席でも中前へはじき返して好機を演出。2安打をマークし、「昨日打てなかったのでヒットが出て良かった」と安堵の表情を浮かべるも、タイブレーク練習ではバントを決めることができず。「自分の中では満足のいく内容ではなかった」と反省も忘れなかった。

 守備でも魅せた。5回、先頭打者が放った三遊間への深いゴロを逆シングルで捕球。ノーバウンドで正確に一塁へ送球し、アウトにした。見せ場を作り、攻守で躍動した宗山は「バッティングが良い選手がかなり集まっていて、守備で違いを出す、存在感を出していけたらと思っている。今日は一つ、いいプレーが出て良かったです」とうなずいた。

 この日、視察に訪れた侍ジャパンU-12代表監督・井端弘和氏は「打球によってオンオフがあるなと。うまいなと思います」と宗山の守備を絶賛。現役時代は遊撃手として過去7度ゴールデン・グラブ賞を受賞している守備の名手からお墨付きをもらった宗山は「小さい頃テレビで見ていた時に活躍されていた方に自分を知ってもらって、プレーを評価してもらえていることはすごく嬉しいですし、自信になります」と喜びを口にした。

 
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