首位のソフトバンクを圧倒
日本ハムが今季最多となる4本塁打で10得点を挙げて大勝した。
初回に野村佑希の8号3ランで先制すると、2回は郡司裕也がプロ初となる1号ソロ。中盤以降も万波中正の15号ソロ、伏見寅威の2号ソロなどで追加点を奪った。先発・伊藤大海が6回途中2失点9奪三振で今季5勝目。投打がかみ合い首位のソフトバンク相手に二桁得点で圧勝した。
4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した五十嵐亮太氏は「ホームラン4本に加えてフォアボール6つですからね。(ソフトバンクの)和田は立ち上がりにコントロールに苦しんでいる中でボールを振らせたいという狙いがあったと思うんですが、(日本ハム打線はボール球)振らずに甘入ったところを打っていた」と、ストライクとボールの見極めと狙い球を確実に捉えた日本ハム打線を評価。
「(7回の)フォアボールのランナー含めて(ダメ押し)の追加点を取っていますし、もうやりたい放題やったという試合でしたね」と圧勝劇を称えた。
また、2回にプロ初本塁打を放つなど、移籍後の4試合で14打数7安打と大活躍の郡司については「チームが変わって日本ハムもだんだん(調子が)良くなってきているじゃないですか、雰囲気も良くなっていますし、その中で本人も力を発揮しやすい環境ということもあるでしょうね」と新天地で存在感を放つ苦労人を称賛。
同じく解説を務めた大矢明彦氏も「日本ハムに行って、こうやってすぐいいところで使ってもらって、やっぱりバッティングを生かせるDHがあるといいですよ」と、打力を生かせる環境でさらなる活躍に期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』