3投手が意気込みを語る
日本野球機構(NPB)は5日、『マイナビオールスターゲーム2023』の監督選抜を含めた出場選手を発表。DeNAからは新たに東克樹投手(27)・山﨑康晃投手(30)・今永昇太投手(29)の3名が選出された。
2013年のルーキーイヤー以来、2回目の出場となる今永は「まずは選んでいただいた髙津監督に感謝して、オールスターでは全力で野球に取り組んで、楽しんでいる姿を見てもらいたいと思います」とコメント。
これが7回目の出場となる山﨑も「同じく髙津監督に感謝したいと思います。プレーしていて、楽しい姿を見せたいと思います」と続け、さらに東も「オールスターでは純粋に野球を楽しめたらいいなと思います」とそれぞれ抱負を語った。
対戦したいパ・リーグの選手は?
また、オールスターで対戦したい相手について、今永は「日本ハムの万波中正選手」とリーグトップの本塁打数を誇る若き大砲を挙げ、「ホームランもたくさん打っていますし、交流戦でも対戦しましたけど、横浜高校での3年間を見ていたので、本当に凄いバッターになったと思っています。ぜひ抑えたいなと思います」とコメント。
山﨑は「僕はファイターズの松本剛。彼は高校時代から知っているので、プロの舞台で正々堂々と勝負したい」と“帝京魂”のぶつかり合いに期待。
東は「僕は楽天の小深田(大翔)選手。大学も同じリーグで戦ってきて、同級生で同い年でもあるので、どこかで対戦したいと思っていました」とライバルとの対戦を心待ちにしていた。
さらに今永はグラウンドでのプレーだけでなく、「野球の話をするのが大好きなので、ボールの握りや調整方法だったり、いろいろなことを聞いて、自分のものにできるようにしたい」とスター同士の交流にも期待を寄せる。
山﨑も「お祭りということで、毎度盛り上がっているので、僕もマウンドで表現したいと思います。ナックルも投げたいと思います」と魔球解禁も示唆。
そして東は地元・バンテリンドームでの開催に「やっぱり友人もいるので、投げたいなと思います」と目を輝かせた。
エースとハーラートップの左腕、クローザーの3投手が選ばれた夢舞台。華やかなステージで星のように輝く活躍に期待したい。
取材・文=萩原孝弘