◆ 最後までマウンドを譲らなかった“気迫”
DeNAは6日、本拠地でのヤクルト戦に3-2で勝って連敗ストップ。先発したトレバー・バウアーは来日最多となる128球の熱投で9回2失点完投。このカード惜敗続きの連敗を喫していたチームを救った。
お立ち台にあがったバウアーは「とにかく行けるところまで行きたいと思っていました。ゲームの終盤はスピードも上がっていましたし、コントロールも良くなっていたと思うので、最後まで投げきれてよかったです」と振り返ってひと言。
最後は「グラウンドでの成功は本当にお客さんの皆さんの声援のおかげだと思っています。この光景、本当に素晴らしいです。いつも応援ありがとうございます」とファンにお礼を述べた。
6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した谷沢健一氏は、バウアーvs.村上宗隆の勝負に熱視線。「今日は追い込んでから、再三ナックルカーブを投じていくんですね」とポイントとなったボールを挙げる。
そのうえで、6回の空振り三振に仕留めた決め球には「ストライクゾーンからボールゾーンに行く見事なカーブ」、8回の見逃し三振には「最後の打席は外から狙って、キャッチャーの要求したところに行きましたね」と三冠王を翻弄した投球術を絶賛した、
また、8回終了時点で球数は118球に登っていたが続投となったシーンについても触れながら、「今日は自分で決めるんだ、自分しかないんだというね。だから8回裏の打席もベンチの中で防具をつけて、手袋をつけて、待ちに待ったとばかりに打席に向かった」とベンチ内で見せた“9回続投への執念”にも着目。
これには谷沢氏も「三浦監督だって代えづらいですよね。本人が行くと言えば行かせる。代えようがない」と語り、最後までマウンドを譲らなかった気迫にも太鼓判を押した。
この日も何度も雄叫びを上げて、感情のままに腕を振った右腕。優勝を目指すDeNAにとって、なくてはならない存在になってきた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』