● パドレス 5 － 7 メッツ ○
＜現地時間7月7日　ペトコ・パーク＞

　パドレスのダルビッシュ有投手（36）が7日（日本時間8日）、本拠地でのメッツ戦に先発登板。5回7安打3失点で降板し、勝敗はつかなかった。

　体調不良の影響で6月21日（同22日）のジャイアンツ戦以来、16日ぶり登板となったダルビッシュ。初回は2四死球などで一死満塁のピンチを招き、5番・ボーゲルバックに不運な適時内野安打を許し先制された。

　味方打線が3点を奪い2点リードで迎えた3回は、3番・リンドアに左越えのソロ被弾。二死後、ボーゲルバックの痛烈なライナーが背中を直撃しヒヤリとしたが、大事には至らず続くマルテを空振り三振に仕留めた。1点リードの5回は四球と盗塁で二死二塁のピンチを招き、またもボーゲルバックに右前適時打を浴び追いつかれた。

　この日は計4四死球を与えるなど制球に苦しみ、5回100球、7安打3失点、4奪三振の内容で降板。勝利投手の権利は得られず、同点の6回から救援陣にマウンドを譲った。

　パドレスは延長10回までもつれた接戦を落とし連勝は「3」でストップ。これで今季通算41勝47敗となり借金は再び「6」となった。

　3月は侍ジャパンのWBC優勝に貢献したダルビッシュ。今季は4月4日（同5日）の初登板からすべて先発で15試合（計85イニング）を消化し、5勝6敗、防御率4.87で前半戦終了。オールスターブレークを挟み迎える後半戦は巻き返しが期待される。